包茎手術を行っている専門クリニックは日本全国に点在していますが、クリニックによって患者に提供している治療法やサービスが異なります。アフターケアにも差があるので包茎手術を受ける場合はサービスや設備、実績を踏まえて選択します。子供の時期は亀頭が包皮で覆われていますが、思春期を過ぎると陰茎が成長して大きくなります。亀頭を含めて陰茎全体が成長すると、亀頭の露出が普通の状態になります。
成長して大人になっても亀頭が露出していない場合は包茎ですが、勃起時に亀頭が露出する仮性包茎なら手術の必要はないです。包皮の先端が狭くなり包皮を手で剥けない状態は、真性包茎と呼ばれ手術が必要です。常に包皮に覆われていると、垢などの汚れが溜まりやすくなります。細菌に感染すると炎症が起こり、悪臭の原因にもなります。
包茎手術には様々な手術方法があり、専門医が患者の状態や要望を確認してから決定します。国内でも広く知られている環状切除術は、余分な包皮を切除する方法です。手術の時間は20分から30分が目安で、局所麻酔を注射するので痛みはないです。手術では特殊な糸を使って縫うため抜糸の必要はなく、翌日以降はシャワーも可能です。
湯船に入りたい場合は、1週間後に担当医が診察を行って判断します。運動も1週間後に可能ですが、手術後の性行為は4週間後が目安になります。包茎手術では手術時の出血は少ないですが、術後に傷口から再出血を起こす可能性があります。軽度の出血なら圧迫すれば止まりますが、化膿している状態なら消毒するために通院が必要です。